室井摩耶子の著書
わがままだって、いいじゃない。 92歳のピアニスト「今日」を生きる 室井摩耶子/著(小学館)2013/04/01発売 http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093882828 ▼ためし読みはこちらから 〜現役最高齢ピアニストの、幸せ長寿のヒント〜
現役最高齢のピアニストとして活躍中の92歳の室井摩耶子さん。
その自立した生活の中には、幸せな長寿のヒントがいっぱい!
肺がんや父の介護など、つらい経験も「人生のずだ袋」に入れるポジティブ思考、90歳を目前に家を新築する行動力・・
「もう何歳だから」などと自分にブレーキをかけない室井さんの自然体でパワフルな生き方は、自分らしく豊かに年齢を重ねることの素晴らしさを教えてくれます。
<やりたいことをやり、食べたいものを食べる>
●1日8時間ピアノに向かって、宝物を探しています。
●身体がおっしゃるままに好きなものを食べる「体調リベラリズム」。
●週に6日は”肉”の、正真正銘「肉食女子」。
●「調理時間は30分」がマイルール。
<”老い”にあらがわない。でも、”老い”に甘えない>
●「若返る」なんてもったいない。
●10年前の演奏と今とでは違います。私の”ずだ袋”が変わるから。
●寝ぼけまなこにはアイライン。ぺちゃんこ頭は帽子で「髪隠し」。
●足元が不安になったらローヒール。エナメルならばおしゃれに見えます。
●「温泉でゆっくり」なんてご免です。
その他エピソード多数!
▼編集者からのおすすめ情報
「りんごの3等分がむずかしいように、3連符を弾くのはむずかしい」
「落語の間と、音楽の間の共通点」
「力まないための必殺練習法」
「一流のピアニストは、たとえ屋根裏部屋でも一流のホテルに泊まるべき」etc…
6歳の時から86年間ピアノと向き合ってきた室井さんならではの、「音楽のおはなし」も、目からウロコの面白さ!
余寒の候、春が待ち遠しい頃となりました。みなさま、ますますご健勝のことと、お慶び申し上げます。このたび、小社では、2013年 2月14日(木)に、室井摩耶子・著『明日をもっと素敵にする心の持ち方』を刊行いたします。大正に生まれ、ピアノを離れることなく戦前、戦後を生き、単身オーストリア、ドイツに渡って音楽と向き合い、92歳を迎える今も日々、胸をときめかせている生涯現役ピアニスト、室井摩耶子さん。90歳を超えても新しい発見があるという自立した一人暮らしには、生きていく力があふれています。ひろく多くのみなさまにご紹介賜りますよう、心よりお願い申し上げます。マガジンハウス書籍編集部
ピアニストとしてヨーロッパで長く活躍した筆者が、現地で経験したさまざまなことを語ったエッセイ集。「音楽とは何か」を瑞々しい感性と確かな語り口で綴る。演奏家でなければ語りえない珠玉の言葉が、全編に溢れている。
□はじめに
□第一章 92歳になっても、毎日、新しい発見ばかり。
□第二章 幸せな時間は毎日の暮らしの中に。
□第三章 私が生きている理由はピアノ。ピアニストって?
□第四章 大正生まれの子どもがそのまま大人になった。
□第五章 人生の基本を作った「成城」という学校
□第六章 東京音楽学校から始まった、たりないもの探し。
□第七章 ヨーロッパへ、たった一人の旅立ち。
□第八章 プロの厳しさを知ったドイツでの日々。
□第九章 病気なんかに負けてはいられない。
□第十章 90代だからこそ、素敵なことがたくさんある。
□おわりに
ピアニストとしてヨーロッパで長く活躍した筆者が、現地で経験したさまざまなことを語ったエッセイ集。「音楽とは何か」を瑞々しい感性と確かな語り口で綴る。演奏家でなければ語りえない珠玉の言葉が、全編に溢れている。
ピアノの先生と生徒の対話を通して、ピアノで音楽をどう表現していくかが解き明かされる、ユニークなピアノ教育書。巻末にチェルニー、ソナチネ、モーツァルトやベートーヴェンのソナタ、シューマンの「ユーゲントアルバム」からの数曲やショパンのワルツなど具体的な曲の分析楽譜も40頁付いている。
長年にわたる演奏活動において、出会った名演奏家のこと、素晴らしい音楽体験、ヨーロッパと日本の文化の狭間で感じたことなどを綴ったエッセイ集。一人のピアノストとしての存在を超えた、人間としての幅の広さと洞察力の鋭さが、随所に読み取れる一冊。
「チェルニー30番」から何を学んでいくのか、そしてどのように音符から音楽を作っていくのか。それらの大切なポイントを、楽譜に示しながら楽しく解説。レスナー必読の書。
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