室井摩耶子の著書

ピアニストとしてヨーロッパで長く活躍した筆者が、現地で経験したさまざまなことを語ったエッセイ集。「音楽とは何か」を瑞々しい感性と確かな語り口で綴る。演奏家でなければ語りえない珠玉の言葉が、全編に溢れている。

ピアノの先生と生徒の対話を通して、ピアノで音楽をどう表現していくかが解き明かされる、ユニークなピアノ教育書。巻末にチェルニー、ソナチネ、モーツァルトやベートーヴェンのソナタ、シューマンの「ユーゲントアルバム」からの数曲やショパンのワルツなど具体的な曲の分析楽譜も40頁付いている。
長年にわたる演奏活動において、出会った名演奏家のこと、素晴らしい音楽体験、ヨーロッパと日本の文化の狭間で感じたことなどを綴ったエッセイ集。一人のピアノストとしての存在を超えた、人間としての幅の広さと洞察力の鋭さが、随所に読み取れる一冊。

「チェルニー30番」から何を学んでいくのか、そしてどのように音符から音楽を作っていくのか。それらの大切なポイントを、楽譜に示しながら楽しく解説。レスナー必読の書。
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